独島財団


01 植物

計59種類が独島に自生(計1門、3綱、21木、29科、50属、48種、1亜種、9変種、1品種)

植物相目録は自生種、帰化種、栽培種及び植栽種に区別。

主な植物群落として、ヒエガエリ系群落、ヒエガエリ系-王海菊群落、ヒエガエリ系- Artemisia japonica var.hallaisanensis系、王海菊 - Artemisia japonica var.hallaisanensis系群落、あかざ(藜)群落、菜の花-Rumex crispus L系群落の計6つの群落を成して分布。

木本は、マサキ(柾)、スイカズラや大葉蔓胡頹が自生しており、中でも王虎杖根、鬼百合、ハマボッスなど3種は、環境部が指定した特定植物種である。

02 昆虫

30種を除いた計134種が独島で確認。(2013年現在)

目名別に甲虫目、ハエ目、チョウ目、ハチ木、カメムシ目、セミ目、キボシマルトビムシ目、トンボ目、バッタ目、ハサミムシ目、クサカゲロウ目に区別。

火山島である独島の植物相の分布が制限的で、劣悪な生息環境であるため独島の昆虫相は、非常に独特である。

独島に生息するカメムシ目(半翅目)は、独島が分布北限界線で、Balclut-ha pseudoviridisは、独島が分布東限界線、ハリガネムシは、独島が分布西限界線だといわれる。こうした点からも独島は、多くの昆虫の「生物地理学的限界線」とみなすことができる。

03 鳥類

独島で確認された鳥類は、計175種(2013年現在)

ウミネコ、ヒメクロウミツバメ(姫黒海燕)、オオミズナギドリの大規模な集団繁殖地 であり、独島の地理的特殊性により、人間の影響をほとんど受けなかったため、天然の生物相を維持。

タカ(鷹)や亜種ハチクマ(Siberian honey buzzard〳学名:Pernis ptilorhynchus orientalis)のような準絶滅危惧種(Near Threatened,NT-存続基盤が脆弱な種)から数え切れないほど多いシギ(鴫)の群れや普段よく見る雀にいたるまで非常に様々な鳥類が生息している。

独島は、北と南側を行き交う渡り鳥の移動経路上に位置しているので、渡り鳥が経路の途中に立ち寄る憩いの場として役立っている。

渡り鳥が利用する移動ルートである太平洋や環東海岸に独島が位置しているので、独島は生物学的に重要な価値を持つ。

04 海藻

独島沿岸域に分布する海藻は、約95種(2006~2010年の海洋潜水調査)

独島沿岸域の海藻は、褐藻類・緑藻類・紅藻類に分けられ、主な海藻は、わかめ・昆布・のり・天草・鹿尾菜(ヒジキ)など。

最近、海藻類が急激に減少(鬱陵島と同様、海水温の上昇や南の方からの熱帯海流の北上、そして地球温暖化による海洋環境の変化によるものと推測される。)

05 無脊椎動物

独島沿岸に生息する無脊椎動物は、計190種(2006年~2010年海洋潜水調査)

主な無脊椎動物としては、あわび、さざえ、イガイ、なまこ、海老、紅ずわい蟹、カメノテ(亀の手)などがあげられる。

06 魚類

独島周辺の海域で計95種の魚類発見(2006~2010年海洋潜水調査)

主な魚類としは、イカ、さんま、ぶり、ふぐ、コノシロ(鰶)、あなご、かれい、ハタハタ(鰰)、ホッケ、クロソイ(黒曹以)などがある。

東海岸沿岸に生息する魚種と済州海域に生息する亜熱帯性魚種、独島海域を回遊している冷水性の魚種が共存する。